使い始めて1ヶ月が過ぎたので、TANAXさんのスマートライドモニターAIO-5Lite_SRS-001の使用雑感を書き連ねていきたいと思います。
前書きという名の枕(長文。興味なければ飛ばしてね。)
バイクに乗ってるときのナビってスマホが主流じゃないですか。
私、あれイヤなんですよね。
大切なスマホを雨風にさらすことになるし、常に振動を与え続けるし、夏の炎天下で直射日光に晒して熱暴走とか…
10万とかするスマホをこんな過酷な状況で使用するとか、とても正気の沙汰とは思えない😓
そこで、数年前から「車にはディスプレイオーディオとかあるけど、むしろバイクにこそ必要じゃね!?」と思っていました。
財力があれば開発したいとすら思ってましたw
そんなときに登場したのがAKEEYOさんのAIO-5 Lite。
AIO-5 Lite CarPlayやAndroid Autoにも対応!バイク専用モトスマートモニター 前後2カメラ – AKEEYO
初めて見たのはMakuake。
「これよこれ!!欲しかったのはこれ!」と喜んだ記憶があります。
さすがにドラレコまでつけようとは思わなかったので、やはり私は開発者にならなくて正解だったようですw
Makuakeでは現在の価格82,500円(税込み)の32% OFFの53,625円で出てました。
んー!!
欲しい!!!
しかし、当時乗っていたバイクはGIXXER SF 150。
通勤がメインでナビを使うシーンは限られていますし、そこまで遠出もしません。
必要ならgoogle mapを音声だけで使うという技(よく失敗するけどw)を使えば、不便ではありますが何とか用を足せます。
「5万は高いな💦」
というのが正直な感想で、当時はスルーしちゃったんです…
転機が訪れたのは2023年12月。
買っちゃったんですよ。
バイクを。
新車で。
その愛車がこちら!!
SUSUKI GSX-8Sです。
大型免許を取ったので大型に乗りたくて。
最初はKATANAを物色に行ったのですが、色々ありまして最終的にこの子になりました♪
色々の顛末はこちら ↓ をご覧くださいw
そしたらですね、出かけるじゃないですか?
遠くに。
使うじゃないですか?
ナビを。
慣らし運転も兼ねて500kmツーリングを計画した際「ナビをどうしよう🤔」ってなりました。
google mapとかYahoo!ナビを音声ナビとして使うには、土地勘のない場所じゃダメすぎるし。
ちょうど折良くパイオニアさんがバイクに向けて音声通知を強化したMOTTO GOというナビアプリのβ版を出してくれました。
「おお!!これならスマホを鞄に入れたままナビしてもらえるやん✨」ってなって、結局はこれを使って出かけたんですけど、惜しい…
本当に色々惜しい……
良いところ満載なので、是非ブラッシュアップして良い製品に仕上げて欲しい。
期待してますよ。パイオニアさん!!!
(さしあたりAndoid Autoへの対応をお願いします。有料になっても良いです👍)
ツーリングの結果、私が出した結論は「やっぱりスマートライドモニターが欲しい!!」でした。
ドラレコもつけたいと思っていましたしね。
それで購入を決意したわけです。
ただ、実際に購入したのはAKEEYOさんの AIO-5 Liteではなく、TANAXさんの スマートライドモニターAIO-5Lite_SRS-001。
元のものは同じですが、AIO-5Lite_SRS-001の方は内部の日本対応をTANAXさん自身が行っています。
入手ルートによってどちらが手に入るか違うらしく、通販等で個人購入の際はAKEEYOさん、バイク用品店などの販売はTANAXさんとなっているようです。
それぞれ保証対応等も入手経路によって異なるので、購入の際はご注意ください。
枕が長すぎましたね💦
それでは本題に入ります。
良い点
スマートライドモニターの詳細やレビューはそこら中に転がってますので、そちらをご覧ください。
私がいつも視聴してるアイキョウさんもYouTubeでレビューしてましたので、良ければどうぞ。
このパートでは、使ってみて「これは良い」と思った点を挙げていきます。
スマホをナビにしなくて良い
いや、本当は使ってるんですけどね😁
スマホ本体をバイク側に設置しなくても良いという意味です👆
何ならこれが購入理由なので、メリットとしては当たり前w
枕でも書きましたが、スマホを過酷な環境に置かずに済むというのは最大のメリットです。
バックモニターでミラーの死角をカバー
バイクの特性上、真後ろ方向って見づらいじゃないですか?
走行中、モニター上にドラレコの映像を映し出して後方を確認することができます。
ただし、モニター本体の設置場所によってはミラーに比べて視線の移動距離が多くて使いづらいことがありそうです。
そもそもナビ使ってるときは使えませんしw
代わりにといっては何ですが、死角検知システム(BSD機能)が搭載されていて、オートバイ後方の死角から接近する車両をスマートAIで自動検知してモニターに警告を表示する機能があります。
こちらはまだ使っていませんが、使う機会があればレビューします。
時計に秒表示がある(だだしドラレコモードのみ)
これ、何気に便利なんですよね。
バイク本体の時計って絶対に狂っていくでしょ?
わざわざスマホを出さなくても、バイクのみで時計の修正ができる!
ありがたい😋
GPS速度計
スマートライドモニターのホーム画面やメーター画面にすると、速度計が表示されます。
(実際の表示状況を撮影したかったんですが、走行中に撮影するのは無理ですよね💦)
これ、速度計としてはめっちゃ正確(らしい)。
バイクのメーターとの差を見たりするのは楽しい😁
確実にメーターの方が早い速度表示になります。
ただし、トンネルの中などのGPS信号が届かない場所では使えません。
悪い点(ただし解決済み または許容できる範囲になった)
つぎに解決済みの悪い点。
使い始めは「あかん…これ何とかならへんかな😥」って思ってたけど、解決策が見つかったり許容範囲にできる方法が見つかったりした点です。
DFSチェックが長い
スマートライドモニターを起動してしばらくするとDFSチェック*1が60秒ほど入ります。
「DFSチェック中です」的なウィンドウは操作のすべてに優先するようです。
「駐車中の動画をチェックしますか?(はい / いいえ)」的なウィンドウ*2が出ててもお構いなしにそれを打ち消して「DFSチェック中です」ウィンドウが表示されます。
まあ、後からドラレコモードから動画を確認すれば良いだけなんですけど…
「DFSチェック中です」を出すか出さないかを設定で選択できると、より使いやすいですね。
なお、「DFSチェック中です」ウィンドウはタップするとすぐ消えてバックグラウンドでの処理になるので、その他の操作はできます。
最初はDFSチェックが終わるまで何もできないのかと非常に不便に思ってたので、これは解決🤗
Andoid Auto接続のたびにスマホ側でロックの解除をしないといけない
これ、最初マジで「なんでやねん!!」って思いました。
スマートライドモニターを立ち上げて、DFSチェックも終わって、自動でAndoid Autoに接続しようとすると「スマホのロックを解除してください」って…😥
不便すぎる…
設定から「スマホロック中でもAndoid Autoが使えるようにする」ってしても結果は同じ。
いや、でもこんなの不便すぎるから解決策あるはず!!
と思ってネット検索してみたところ、それっぽい設定を見つけました。
それが「ロック解除の自動確認」。
もともと私はスマホの画面ロックをパターン認証にしてたんですが、これだとロックを解除した際に本体側からの操作が必要なようなんです。
それが6桁以上のPIN認証にするとロック解除の確認を自動でしてくれるようになります。
これ、解決するのに結構手間取りました。
普通に使ってると分かんないですよね…😓
音声アシスタントを使うとき、インカムのマイクだと反応しない
これも結構困りました。
走行中に音楽流したり、音楽変えたり、スマートホームでエアコンをつけたりって結構していたのに反応しないんですよ。
うんともすんとも。
B+COMのインカム使ってるんですけど、メインボタンをダブルプッシュで音声アシスタントが起動するんですよ。
ところが、スマートライドモニターを取り付けてからというもの、これが全く反応しなくなって…😓
Andoid Autoが起動すると前に流してた音楽が自動で再生再開するんですけど、聴きたい音楽って気分で変わるじゃないですか。
これも変えられなくてちょっと絶望感を味わっていました。
ところが、スマートライドモニター側から音声アシスタントを起動すると、停車中なら反応してくれる。
どうやらモニター本体かカメラかについているマイクが反応している様子。
インカムのマイクは無視されて本体側だけ音を拾う??
車で使うことを想定していれば、そりゃそれでも良いだろうけど…
TANAXさんのHPには使えるって書いてあるのに!!
バーチャルアシスタントアプリを活用すれば、インカムからの音声で操作が出来ます。ナビアプリの目的地設定やツーリング先でのガソリンスタンド検索、音楽アプリの操作も音声コマンドで行えます。
これはおかしいと思いつつ、調べること数日。
犯人が分かりましたよ。
geminiでした…
新しいmono好きとしては、使いたくなってアシスタントをgeminiに切り替えていたんです。
まさかこれが悪さをするとは…
普通のgoogleアシスタントに戻すと、普通にインカムの音声を拾うようになりました。
というより、もともと拾っていたけど「音楽流して」などのコマンドに反応できていなかったというのが正しいかも🤔
アシスタントの切り替えもメニューのどこで設定するのか分かりづらくて苦労しました…
google mapの右上の表示が見切れる
はい。分かりづらいですよね。
分かりづらいので、写真を見てください。
右上のウィンドウ部分の左端。
おそらく道路名を表示しているであろう箇所が見切れてしまっているのが分かりますか?
問題ないっちゃ問題ないんですけど、気になるっちゃ気になる😓
しかし、これも解決策を見つけてしまいました。
Y! カーナビを使う!!😁
検索とか色々使い勝手は良いんですが、いかんせんナビルートに不満がありまくりだったんですよね。google map。
なので、google mapとはおさらばしてY! カーナビに乗り換えました。
今のところ快適😋
スマホのバッテリーがもたない
当たり前ではありますがね…
インカムとつないで音楽流して、モニターとつないで地図飛ばしてですから。
日帰りツーリングのときは基本Peak Designのエブリデイスリング3Lで出かける私にとって、モバイルバッテリーを持って行くかどうかはギリギリの選択😓
先日は半日でバッテリーがほぼ底をついたので、ツーリングの際の充電問題は結構深刻…
コンビニなどで借りれるレンタル充電器を休憩がてら借りるのもアリなんですけどね
🤔
幸い車体にUSBポートをつけているので、さしあたりは少し長いめの充電ケーブルを買ってポケットの中のスマホにつなぐ形式でいこうかと思っています。
悪い点(未解決)
最後に悪い点です。
解決できてません。
解決方法があれば教えてください。
ナビが自動でナイトモードに切り替わってくれない
本体やスマホでデイモードとナイトモードを自動で切り替わるという設定にしていても、切り替わらず…
デイモードだと夜に走るときにまぶしすぎるので危険。
仕方なく日中でもナイトモード固定で。
そうすると、スマホ側もナビはナイトモードで固定されるという不具合。
もしかして、本体に光度センサーがついていない?って疑っています。
光度センサーがなかったとしても、カメラ画像から判断させられるようになりませんかね…?
スマホアプリと接続しようとするとDFSチェック
いや、あんたついさっき起動時にDFSチェックしたとこやんって毎回ツッコみたくなります。
こんな頻度でDFSチェックって必要なんですかね…?
最近出てきた、他社のスマートライドモニター的なやつではAndoid Autoでも2.4GHzで接続させてるみたいだし、この子でもいけるんじゃ…?
って、試してみれば良いですよね。
また試してみます。
まとめ
ネガティブな面も色々書きましたが、もちろん使用感は大満足😋✨
「悪い点」も、これがなくなればより快適なのになぁって程度です。
買うかどうか迷っている人がいるとするなら、私はオススメしますね。
非常に満足度の高いバイク用品だと思います。
あ、私は自分で取り付けできないので、バイク屋さんにお願いしました。
バイクいじりに自信のある人なら比較的簡単に取り付けられそうな印象を持っていますが、自信がないなら購入するところからバイク屋さんにお願いしましょう。
自分で購入して持ち込むと、工賃が割高になることがほとんどです。
途中までやってみて「やっぱりできないからやって」と持ち込むのは、かなり迷惑をかけることになります。
最初からお願いして、割安工賃でお願いした方が良いかと🤗
腕に自信のある人向けに、Amazonと楽天のリンクを張っておきますね。
それでは皆さま、良いmonoライフを♪
|
*1:Wi-Fi 5GHz帯を利用して、屋外で本製品を使用する場合、周囲に電波 干渉を起こす気象レーダーなどがないかを最低でも1分間確認し、電波 干渉を起こさないチャンネルを使ってネットワークに接続することが電波 法により定められています。この機能を「DFS機能」と呼びます。
【W05】DFS機能とは何ですか?|よくあるご質問|UQ WiMAX(wifi/ルーター)【公式】
*2:このウィンドウの日本語がおかしいので、修正した方が良いかと思いますよ。TANAXさん。